最強ダイエットの鍵は、食習慣が握っていた。
- Ken

- 2月9日
- 読了時間: 6分
更新日:2月10日

ダイエットをこれからしようと思っている人の悩みの種は尽きません。
・好きな食べ物を我慢する事。
・空腹との戦い。
・慣れない運動の継続。
・終わりの見えない不安感、etc・・・
挙げればキリがないこの様なダイエッター共通の悩み。
この様な悩みが1つの取り組みで全てクリアになるとしたら、あなたは信じますか?
今回は悩める子羊ならぬ、ダイエッター必見の内容となっています。
この記事ではダイエットをはじめる誰もがなぜか気にも留めない「食習慣」が、ダイエットにとても大きなアドバンテージを与える重要なファクターである事実を紐解いていきます。
目次
食習慣とは・・・
まずはじめに「食習慣」がどういうものか、皆さんは答える事ができますか?
「食べるもの」・「食べる時間」・「食べる量」・「食べる回数」このどれもが「食習慣」です。
簡単にまとめると、「いつ、何をどのくらい食べるか」といったものがコレにあたります。
皆さんが生まれてから意識して食べ方を変えない限り、現在の食事の摂り方は皆さんの両親が教えてくれた「食習慣」である可能性が高いといえます。
主食は何か?食べる時間帯から食べる量にその回数、自分の食事のルールに疑問を感じた事もないはずです。それは、あなたの身体に染みついた「食習慣」だからです。
朝起きたら食事を摂り、歯を磨いて・・・
他愛もない毎朝のルーティーンですが、これに誰も疑問を持ちませんよね?これも同じ習慣です。習慣とはいわば無意識的かつ自動的に身体がなんのためらいも無く実行する、行動とも言い換えられます。
食習慣がメタボの原因。
両親から教えてもらった習慣だけではなく、学生時代の部活でスポーツを経験している方で身体づくりに重きを置いた食事法を身につけた人の多くが抱える悩みとして、年と共に太ってしまうという事が挙げられます。
そのような方は口を揃えてこう言うのです。
「年と共に食事は変えてないのに、太りやすく(痩せにくく)なった」
これは、皆さんもよく耳にすると思います。
これには明確な答えがあるのですが、不思議な事になぜかその答えに皆気づかないのです。
それは、両親から教えられた習慣・身体づくりの為の習慣、どちらの「食習慣」も身体を成長させる為のオーバーカロリーを前提とした「食習慣」である事です。
オーバーカロリーを前提した「食習慣」とは、身体が生きていく為に必要最低限のカロリーを超える食習慣であるという事です。人の身体を成長させる為には、生きていく為に必要なカロリー以上を摂取しなければなりません。身体は生命維持を最優先しますから、摂取カロリーが少なければ身体の成長の優先度が下がってしまう訳です。
身体を作る「食習慣」を続けてしまうと成長期が終わってしまったり、日常的に運動をしていない場合、単純にカロリーの過剰摂取となる訳ですから当たり前のように太ってしまいます。
学生時代に運動をバリバリしていた格好良かった人ほど、10年・20年後にメタボ体型に悩まされている人が多くいらっしゃるという話を耳にするのもこれが原因です。
1度身についた習慣はなかなか変えられない。
しかし、1度身に付いた習慣は簡単に変える事ができません。人には生体恒常性(ホメオスタシス)という身体の維持機能が働いていて身体的のみだけではなく、なぜか人の精神にも同じ事があてはまるのです。
無意識にしていた「習慣」でも、人は現状維持から外れた行動をする際大きなストレスが掛かります。もちろん「食習慣」でも同じ事がいえます。
・食後のスイーツがやめられない。
・間食がやめられない。
・毎食お腹いっぱい食べないと気が済まない。
・夜食を食べないと寝れない。
以上のような食に関する悩みを抱えている人は、少なくないと思います。
更に自分の欲求を満たす事に対して、それに罪悪感を抱くというジレンマが大きなストレスとなる場合もあります。
このように思っているほど、「食習慣」を変える事は身体的・精神的にも決して簡単な事ではありません。
筋肉量を増やす為に日常的に食べている量の何倍も食べる増量期のボディビルダーでさえ、トレーニングよりも食べる事の方が辛いという程です。
食習慣を変える事は可能か?
率直に答えから言うと、食習慣を変える事は「可能」です。
これは、選ばれた才能のある人のみが成し得る偉業ではありません。
もちろん一朝一夕には成し得ませんが、「食習慣」は誰にでも変える事は可能だと考えます。知識やスポーツのように、「食習慣」を変えることもトレーニングを繰り返す事で誰でも実現可能なのです。
例えば、バスケットボール未経験者にスリーポイントシュートをやらせたとしてもその成功率は誰もが予想できると思います。
しかし、1ヶ月・半年とトレーニングを重ねる度にその成功率は必ず上がるはずです。
それと同じく「食習慣」も個人に合った適切なトレーニングを重ねることで、現在の「食習慣」から全く異なる「食習慣」へと変える事も実現不可能な夢物語ではありません。
ですがダイエット同様その進め方を間違えてしまうと、全くの逆効果になるばかりか健康を損ねてしまう結果になりかねません。
ですので食習慣の改善の実現には、しっかりとしたエビデンスを元に実施されるプログラムが必要となります。指導には専門的な知識や、経験則といった資質が絶対条件です。
食習慣の改善がダイエットの常識を変える。
「食習慣」の適切な改善は、これまでのダイエットの概念を変えてしまいます。
肌の露出が増える季節や、結婚式などの人生の一大イベントの前にそれこそ一大決心の末に行うのがダイエットのこれまでのイメージと認識している人が大半だと思います。
「食習慣」の改善によって「太らない習慣」に変える事が出来るとしたらどうでしょうか?
当然の事ですが、そもそも太らないのですからダイエットをする必要はなくなりますよね?
しかし、そこで誰もが考える疑問が一つ浮かびます。
「それをずっと続けられるのか?」
好きな物も食べられなく、食に対する満足も得られない人生なんてただつまらないだけだと誰しも思うはずです。
これに対する答えは、1週間のうちの1日や2日好きなものを好きなだけ食べたとしてもそれだけで人間の身体が大きく変わることはありません。
残りの5日を「太らない習慣」で過ごしていれば問題はなく、習慣の前では一時的な行動の及ぼす影響は限りなく少ないといえます。
まとめ
この記事で「食習慣」がダイエットの概念そのものを変えてしまうという事が、お分かりいただけたでしょうか?
フィットネス業界では常識ではありますが、まだまだこの「食習慣」にメスを入れるようなプログラムが少ないのが現状です。
「食習慣」を適切に改善してしまうとそれ以降その方はダイエットとは無縁になってしまいますので、企業としてリピーターの獲得という観点から見た場合これは良しとされていないのが要因の一つだと考えます。
1度コミットさせてその後リバウンドしないためのプログラムが最初から用意されているようなプログラムは、まさにリピーター獲得の為のプログラムといえます。
同じ所から何度も継続的にお金を稼ぐスキームとして考えると、企業としては一流ですが・・・
このSDGsが謳われている時代に、継続不可能で無謀なダイエットは時代遅れです。




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